廃インクが半減

そしてストレスも軽減されます。「私のチームの残業時間数がとても少ないのは、Nyalaのパフォーマンスがとても良いからです。」

株式会社プロネート、東京。株式会社プロネートは早期よりデジタル化を積極的に推進してきました。swissQprintワイドフォーマットUVプリンタ導入は、さらなる飛躍の第一歩となりました。製品の幅が広がり、生産性と効率性が格段に向上。現在は新しい市場の開拓も視野に入れています。

Pronate Schlüsselanhänger © swissQprint

プロネートは日本の印刷業界屈指の老舗企業。業界が縮小傾向にあり、競争の激しいこの市場で生き残るのは並大抵のことではなく、しっかりした基盤を築いていても、設備更新が困難であったり後継者がなく継続を断念する企業もあります。

プロネートは創業から47年余にわたり、事業環境の変化に着実に適応し、機をとらえて新しい道を追求し、要求の厳しい顧客層に常に注力することで事業基盤を固めてきました。

ストレスの軽減

2018年9月にswissQprint Nyala LEDを導入したことは、プロネートにとって新たな第一歩でした。それまで使用していたデジタルプリントシステムから置換えをしたメリットについて次のように話されました。「swissQprintは品質、生産性、使いやすさ、三拍子揃っています」と語るのは生産部部長の増田武司氏。Nyalaの評価プロセスにも関わった増田氏は、投資はすでに効果を上げていると話しています。「Nyalaはとても信頼性が高く、ストレスが大幅に減りました。」これは、数多くのメリットのうちの一つです。

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生産性と効率性の向上

Nyalaの導入によりキャパシティは約4倍に増加しました。「従来1ヶ月かかっていた仕事が今は6日で終わります」とオペレータの長谷川真二氏。「Nyalaでロールの出力を行なっている間、並行して他の作業に余裕を持って対応することが可能になりました」。

時間の短縮の他にも改善された点は多くあります。以前のプリンタではロールユニットがなかったため、シートを手作業でフラットベッドにセットする必要がありました。Nyalaではロールオプションを装備したことで、同様の仕事をロールtoロールで行うことが可能になりました。「Nyalaの導入後、残業が大幅に減りました」と増田氏。メディアセットピンも効率化に役立っています。ピンは5㎝間隔でセット可能で、メディアをセットする際の原点となります。メディアがずれることもなく、両面印刷を高精度で行うことが可能です。このメディアセットピンとswissQprintの出力ソフトウェアとの連携により、同一の画像でも異なる画像でも追加RIP処理をすることなく簡単、かつ確実に繰り返し出力することができます。「オペレータにとっては大きな助けになります」と長谷川氏。

インク使用量の減少

「Nyalaのおかげでインクの廃棄量が半分になりました」と長谷川氏が語ります。第一に、プリンターヘッドの毎日のメンテナンスで無駄になるインクはごくわずかで、メンテナンスそのものも数分で完了します。

節約できるのはインクの使用量だけでなく、全体的なランニングコストも削減できていると増田氏は指摘しています。LED UVランプは交換する必要がなく、低消費電力です。

ービスの拡充

プロネートが導入したNyalaにはCMYKに加え、ライトシアン、ライトマゼンタ、ホワイトが搭載され、さらにバーニッシュとプライマーも装備しています。 「可能性が無限に広がりました」(長谷川氏)。ポスター、バックリット、スチレンボードやウィンドウフィルムなど従来の製品に加え、木やキャンバス、厚みのある軟質塩ビマットなどの一般的ではないアイテムに対応することを長谷川氏は話してくれました。

プロネートは現在、主にPOP/店舗装飾アイテム、パッケージダミーなどの仕事にNyalaを活用しています。swissQprintのバーニッシュオプションを使用すれば、全面でも一部でもいろいろなグロスレベルを選択でき、また多層印刷による立体的な仕上げなど、様々なかたちで製品の付加価値を高めることができます。

ホワイトインクにより透明な基材への印刷も可能です。プロネートではアクリル板を多く使用しますが、アクリルの製造過程において品質にばらつきがあってもインクの密着が良好であるとオペレータは語ります。より強力な密着が必要な特殊メディアに印刷する場合は、プライマーが使用されています。

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「Nyalaの導入で可能性が無限に広がりました」と話す長谷川氏(左)と生産部長の増田氏。

新しいアプローチ

「新たな市場を開拓するために、これまでにない用途を検討しています」と増田氏。建材用途はその新しい分野のひとつです。「基本的にはロールの受注を増やしていくつもりです。Nyalaはこの分野での可能性を広げてくれました」。

豊富な知見、顧客との緊密な連携

顧客と密接に意見交換を行う、それがプロネートの信条です。「オープンファクトリー」プログラムでは、顧客はプロネートの工場を訪れ、依頼した出力に関してその場で相談し、製造に立ち会うことができます。オペレータは「その場で直接確認できるので、私にとってもお客様にとってもプラスになります」と語ります。

プロネートは、長年にわたる実績と経験から市場で高い評価を得ています。そのルーツは、海外の機内誌、雑誌広告の製版を専門に手掛けた時期に遡ります。いつの時代でも顧客の要求の厳しさは変わりませんが、プロネートはそれに応え、進化し続けてきました。2010年に最初のワイドフォーマットUVインクジェットプリンターを導入し

たことも、ビジネスの転機となりました。プロネートは常に時代に応じて変化を遂げてきました。今後も時代の先端をとらえ、将来のための変化を続けていくことでしょう。

pronate © swissQprint
会社名
株式会社プロネート
ウェブサイト
www.pronate.co.jp
業種
Digital printing
創業
1973
従業員数
37
プリンター
Nyala LED
主要顧客
大手スーパーマーケットチェーンなどの
POP/POS
プロモーションツール
ディスプレイアイテム
店舗装飾